設計図を引くだけではないのが、
設計部の仕事です。
ミラノ工務店は商業ビルなど大型の建物の実績が多く、自分もそんな仕事に携わりたいという想いと、京都で生まれ育ちましたので地元で働きたかったため、入社を決めました。一言に「設計」といっても、デスクで設計図を引くだけではなく、店舗インテリアの内装や設備に携わることもあります。
また、現場に直接足を運び、定例会議などでお客様と打ち合わせをして、工事部門と二人三脚で仕事を進めます。たとえば、鉄筋コンクリートの中に隠れて見えないような部分が、図面どおりにきっちり工事が進んでいるか、竣工時は図面どおりに完成しているか、変更箇所も打ち合わせどおりか、といった設計の検査や、法律で定められた完了検査など、工期中数回に渡り必ず発生する検査も大切な仕事です。過去にミラノ工務店が建てた建物の定期的な検査といったアフターフォローも行います。
会社を支える一級建築士として、
大切にしていること。
シンプルに「お客様がどんなものを望んでおられるか」を考えるようにしています。お客様のタイプにあわせて気持ちを想像することで、お客様が思っておられる以上の提案をしたいと思っています。また、日々工事部門からの相談を受けることがあり、それは杓子定規に法律だけでは読み解けないようなマニアックな内容も多いのですが、自分が判断していくことで知識もつき、貴重な体験ができていると感じています。
一つの物件に対して、大手工務店では設計も分業制になることが多いのですが、ミラノ工務店はちょうどいい規模感の会社なので、一つの物件を専任で担当できるのが良いと思います。もちろん、その分責任も大きくなりますが、非常にやりがいがあります。竣工して引渡しの際、お客様が喜んでくださる笑顔を見るのがとてもうれしい瞬間です。
「真心こもった確かな技術で
社会に貢献する」ということ。
当社は、真面目な人が多く、そして仕事と遊びの両立をきちんとできている人が活躍している印象を受けます。「設計」というのは答えがない仕事、お客様によりよい提案をするためには、自分の引き出しをなるべくたくさん持っていなければいけません。日本中のいろんな場所で、新しい建物がどんどん建っていく中、私たちは、何を見ても気づき、感じることがあり、勉強になりますので、自分自身で学べる人と一緒に働きたいと思います。
ミラノ工務店の魅力は、「誠心誠意、建物を建てている」というところだと思っていて、これが会社の経営理念でもある「真心こもった確かな技術で社会に貢献する」に通じるものだと思います。今後の夢は、一週間ぐらいの期間で良いので、長期の船旅をしてみたいですね(笑)。
一日のスケジュール
朝礼
朝礼後は、本社2Fで社内MTGがあります。自分の案件が動いている時は、進捗状況の報告を行います。
昼休憩
一日の仕事の流れは様々ですが、デスクワークだけでなく役所関係やお客様のところへ訪問することもあります。昼食の時間は、ほっと一息です。
午後の業務
設計図作成以外にも書類作成やデスクワークの業務があります。随時お客様や工事部の現場社員と電話のやりとりも多いです。
退勤
仕事の状況を見て退勤します。状況により残業をすることもあります。
[ 私の仕事の愛用品 ]三角スケール
なんと大学生の時から使っている設計用の定規。図面は建物の大きさに応じ縮尺が変わるのですが、線をひくというより6つの縮尺で図れるため仕事に欠かせないツールです。